なぜ土日診療しているクリニックが少ないか:その1

0
    ららぽーと横浜クリニックは土日祝オープンのクリニックです。
    これってとても珍しいですよね。
    ・・・では、どうして医療界では病院が24時間・365日フルオープンにならないのか。せめてもの土日オープンでさえも、なぜ行われないのか。今日は医療界に身を置くの立場から考察してみます。

    では、始まり、始まり。
    以前、私が勤務医をしていた頃は、外科医たる者は毎日、週7日、朝6時から夜中0時まで普通に病院内で働いているのが普通でした(もちろん労働基準法違反なのですが、それはさておき)。その頃、私は思いました。銀行もデパートも市役所もケーキ屋も、全部夜20時くらいから夜中の2時くらいまでオープンしてくれていたほうが(その他の時間は全部クローズで良いから)よっぽど生活しやすいのに、と。極端な言い方をすれば、銀行や市役所やデパートがオープンしているのを医者になってからは見たことがない!と思ったものです。

    ・・・そうです。多忙なサラリーマンにとっては、平日9−17時にしかオープンしていないサービスは、厳しい言い方をすればこの世の中にないのとほぼ同じなのです。土日オープンや夜中オープンする事業をほぼ禁止する法案が(外国のように)あれば話は別ですが、私は日本はいつの日か、総コンビニ化するのは間違いないと、当時は思いました。ところが、現実は現在まで社会は総コンビニ化されていません。医療界でも、医療というサービスの性質上、土日や夜間も救急患者を受け入れる病院は数多くありますが、処方は1日分のみというのが普通です。
    なぜ、土日診療できないのか?私も自分が開業医になってやっと分かりました。

    ,泙此医療機器のサポート業者が土日休み
    電子カルテ、レントゲン、内視鏡をはじめ、電子医療機器それぞれの業者が土日お休みです(一般の会社ですから当然ですね)。ということは、土日診療中に医療機器の故障が起きたら、診療業務がマヒしてしまいます。
    予備の医療機器をストックしておく病院などありません(経済面でも空間的にも余裕はありません)
    そういえば、当院も2007年の開業時は医療機器が不安定でした・・・一日で故障ゼロならその日は大合格!みたいな。

    土日診療は女性スタッフを集めにくい&離職率が高くなる
    医療界のスタッフ(看護師・医療事務員)は、ほとんどが女性です。仕事の内容から考えて、女性の方が適役な場面が多いからでしょう。偏見かもしれませんが、女性は男性と比較して土日祝日や時間外の仕事を嫌う傾向にあります。給与が多少高いとしても、火中の栗を拾おうとする傾向が女性は低いのでしょう。
    もとより、一般的に医療界の女性スタッフの離職率は驚くほど高く、専門業者に聞いたところ、大体2年で看護師・医療事務が全て入れ替わるのが普通だと言います。
    土日診療は女性スタッフメンバーが固定されず、その結果、不安定な業務オペレーションに陥りやすいのです。

    さあ、ヒートアップしてきました。
    まだまだ続きますが、次回以降に。

     

    院内BGMの音量調節は難しい

    0

      クリニックが移転して2か月以上が経ちました。
      新しい場所にスタッフも慣れて、診療も落ち着いてきましたが、まだ思うようにうまくいっていないのが、院内BGMの音量調節です。

      以前のクリニックでは、CDチェンジャーで流していました(古い!?)。
      すると、CDごとに収録音量が異なるので、いきなり大きな音で鳴り始めることがあるのです。そして、誰も音量を直さない・・・・という事態が何度も続いていました。


      そこで、今回のクリニック移転に伴って、有線放送(USEN)を導入したのです。
      有線放送なら、ずっと流し続けても音楽が入れ替わり、音量調節は不要です。
      選べるチャンネルは100以上!! なんでもかけ放題です!!
      http://www.usen.com/biz_music/find.html


      当院では、多くのチャンネルの中から、医療機関用として妥当なチャンネルを選び、曜日ごとにチャンネルを変えることにしました。


      ・・・・そして移転後、数日が経ちました。
      なんと! 今度はチャンネルごとに適切な音量が異なるではありませんか!つまり、曜日ごとにチャンネルを変えていくと、曜日ごとに適切な音量が異なるのです。
      ある日は、大音量。あくる日はほぼ聞こえない・・・うまくいかんですなぁ。


      対策として、チャンネルごとに適切な音量を書き出しておいて、それを早出勤するスタッフに徹底するという方法は、運用面で不可能でした。
      (多くの人間が関わるルールは、十分簡単で全員に徹底できることが必要なのです)

      今後の対策はいかに・・・検討中です。


      私が嫌いな片付けのやり方;「ボックスインボックス」とは

      0

        今回の記事は、医療とは関係ありません(笑)。

        今回のクリニック移転に際しての「片付けのやり方」についてのことで、私が「ボックスインボックス」と(勝手に)呼んでいるものについてです。
        「ボックスインボックス」とは「収納ボックスを購入して、その中に入れて片付けること」です。


        この「ボックスインボックス」=「収納ボックスを購入して、その中に入れて片付けること」を私は嫌いです。その理由は・・・・



        ‖秦惺渋い砲覆蠅垢る

        「ららぽーと横浜」の中に「ららぽーと横浜クリニック」があり、その中に「各部屋」があり、その中に「戸棚」があり、その中に「収納ボックス」があり、その中に片付け物をしまいこむ・・・一体どんだけ多層構造になるねん!というツッコミを入れたくなります。
        子供のころ、自宅に着いた贈答品で、小さなダンボールを苦労して開けたら、紙袋に包まれた箱があり、紙袋を開けて、次に箱を開けたら小分けされた小箱があり、その小箱を開けたら白い紙にくるまれた商品があり、その紙を剥いてようやく到達した商品がお酒だったことがあります・・・・少しグレました。なんでやねん!って。*当時は10歳くらいで、酒は飲めません。神戸に住んでいました。 

        体積が逆に増えることになる
        「ボックスインボックス」にすると、片付けたいのもが目に触れないようになったというだけで、実際の体積はなくなったわけではありません(体積は収納ボックスの分だけむしろ増加している!)
        「逆に収納ボックス分だけ、増えてもてるやん、体積!」って、またも関西弁。ららぽーと横浜クリニックは、床面積に応じた家賃を納めて運営していますので、不要な占拠物はNGです。そんなことするくらいなら職員を増やしたほうが、みんなハッピーになれます。こう考えてくると、片付けの本質は捨てること以外にはないのかもしれません。


        時間の概念を考慮に加えると、さらに効率悪いことがわかる
        収納ボックスは、おそらく収納されっぱなしなので、収納体積×時間がもろにかかります。
        私は、収納はできるだけ4次元で考えるようにしています。「体積(3次元)×時間軸」です。例えば、時間帯によって置かれるものが異なるというやり方が「収納効率が良い」と考えるのです。そういう意味でも、フルタイム置きっぱなしの収納ボックスは最低です。


        さ奸峺える化」になってしまう
        各作業工程や考えをみんなから見えるように掲示して業務効率を上げる方法が、トヨタ式「見える化」であると、本で読んだ気がします。その観点からすると、「ボックスインボックス」は、片付けによって「見える化」の真逆のプロセスそのものを踏むことになります。片付けられた物は、周囲の職員から見えなくなるので意識に上がらなくなるからです。みなさんも、引越の際に、前回の引越のダンボールが開けられずのままだったという経験はありませんか? 中を開けてみるとそれなりに興味を引くものだったりしたことはないですか?

         

        ららぽーと横浜クリニックは、各部屋の備品や薬剤や医療物品の購入については職員にお任せしています。院長があまりに細かいことまで口をだすのはNGだと思うからです。でも、今回の移転に際してだけは、「収納ボックス購入禁止令」を職員に出しました。ちょっと度量狭かったでしょうか・・・??
        *ちなみに新たに収納ボックスを買わなくてもスッキリ収納できました。


        ららぽーと横浜クリニック移転のお知らせ

        0

          ららぽーと横浜クリニックは2013/5/23より、南立体駐車場横入口にリニューアルオープンいたしました。

          場所としては、以前に大丸があった位置です。
          ららぽーと横浜の前面に出てきたことになり、現在の地域医療への貢献を三井不動産側から一定の評価をされた結果と考えております。


          南立体駐車場横入口から入った場所(CG)
          外観はクールに、控えめに。




          内部リニューアルの内容としては、以下の通りです。

          ‖垤膽爾梁臧拡大:座席数14→35(+補助椅子)
          旧 クリニックに来院されたことがある患者さんはご存じと思いますが、慢性的に座席に座れないくらいの混雑が続いていました。新クリニックは座席数の大幅増加 によって、かなり快適になると思われます。基調色も「黄&茶」から「青&白」に変更され、かなりモダンな印象を受けると思います。



          ⊃濃ー漆瑤料加:3→4
          診 察の待ち時間の短縮のための施策です。医師の配置を含めて、診察効率が上がり、結果として待ち時間の短縮につながると思います。旧クリニックでも1-2年 前よりも待ち時間は少なくなってきていましたが、今回の拡大と予約枠の設定でさらに待ち時間は少なくなっていくものと思います。





          リカバリースペースの拡大:5→8bed
          旧クリニックでは、検査や手術の後に早く帰りたい希望よりも、ゆっくり休んでから帰宅したい希望が上回っていました。そこで、リカバリースペースを拡充しました。内視鏡検査や日帰り手術後にお休みするベッド数が増えたことにより、ゆったりとお休みできるようになります。

          ぬ臍位局の変更:HACドラッグ→アイセイ薬局
          移転に伴い、最も近い薬局が変更になります。真近くです。
          待ち時間の短縮に力を入れてくださるそうで、当院としても期待しています。


          さて、移転当初は混乱も予測されますが、精一杯、着実に、医療を行っていきたいと思っております。今後ともららぽーと横浜クリニックをよろしくお願いいたします。
          院長 大西達也




          ららぽーと横浜クリニックの診察の待ち時間を少しでも減らすために

          0
            現状、患者さんが増え続けています。当院を選んでいただけるのはとても嬉しいのですが、普通に受診したのでは、受診できないことも時にあるくらいの混雑度になってきてしまいました。そこで、下記の待ち時間節減等に関するルールをご理解の上、可能な範囲でお守りいただければと思います。

            当院の基本原則・・・・「予約された方を優先」「先に受け付けた方を優先(科目等により多少前後有)」で診療を進めております。現行ルールの中で、待ち時間を最小限に抑える方法は、以下の通りです。


            〕祥気鬚發辰討電話(045-929-5082)で予約を取りましょう
            どの科目でもOK! 初診でも再診でもOK! ほぼどんな診療でもOK!
            でも、当日の予約はお取りできません。受診する前日までに予約を済ませましょう。
            2−3時間程度の待ち時間は気にしないという方は予約なしで直接ご来院ください。

            (注意!例えばこんな方は当院の患者さんとして適格基準外ですので、受診自体をご遠慮ください。他院をご案内します)
            ・予約なしで来院され、待ち時間がかかることを知って腹を立てるなど、道徳感に欠ける方
            ・自分で診断や検査を決めつけて来院し、医師が下した診断や必要な検査を受け入れられない方
            ・当院と相互信頼関係を築けない方(恫喝・威力業務妨害・理不尽なクレームなど)
            ・医師を「先生」とみなさず、治療にあたる「しもべ」とみなしている方。患者は「お客様」であり「神様」であるという考えをもっている方。(当院は医師の指導・指示の下に慎重に治療を進めていきます。「お金を支払う側はどんな要求をしてもよい」という考えの方には診療は行いませんし、費用もいただきません。)


            ∈雑時間帯を避けましょう



            2014年12月末現在の目安を示しました(受付カウンターには常に最新情報を張り出してあります)。要約すると、以下の時間帯はかなり待ち時間が長くなるので、可能な限り避けましょう。
            全ての曜日;12-13時
            土日祝;12時以降

            これらの時間帯が混雑の「魔の時間帯」である理由は、駆け込みで受診をされる患者さんが多いことの他、医師の人数の違い、予定された内視鏡検査や手術が行われる時間帯であることなどです。
            また、午前中の診察キャパシティーを大幅に超えて患者さんが多く来院された場合は、昼前でも一時的に受付停止措置を行い、午後の診察までお待ちいただくことがあるのも理由の一つです。
            この「魔の時間帯」は、以前は5−6時間待ちが普通だったところを改善して、やっと今の状態になっておりますが、現状でも、待ちきれずに帰宅する患者さんが一日に平均2−3名いらっしゃいます。

            ・・・ちなみに、待ち時間が一番少ない時間帯は、平日の朝一番(8:40受付)です。この時間帯なら予約なしでも安全に診察を受けられます。2014年12月現在は、木金曜日の夜外来(17時〜)が、かなり空いています。

            L篆派爾鮠椶靴書きましょう
            診察室に入ってから、お話ししたいことがたくさんあった場合、問診室へ移動して、看護師がお話を伺わせていただいてから再度診察にお呼びいたします(つまり診察の行列に2回並ぶ羽目になります)。こうならないためにも、当日お渡しする問診票に症状経過や医師への質問の全てを書いておきましょう。

            その他の豆知識:3連休の前日の夜外来、3連休初日の午前外来が混雑が激しいです。


            ・・・いかがでしょうか。ご参考になりますでしょうか?


            (最後に)
            患者さんのため、親身に医療を続けていると、口コミで徐々に患者さんは増えてきます。
            当院は世界最高水準の内視鏡検査や日帰り手術はもとより、ショッピングモール内という好立地や土日祝日診療によって、アクセスしやすさという点でも最高水準であると言えます。この水準の医療に行列が出来ることは、致し方のないことなのかもしれません。事実、一日当たりの患者さん数は平均的なクリニックの8倍以上になっており、スタッフが診察を手際良く(待ち時間が少ないように)行えば行うほど口コミで患者さん数(∝待ち時間)が増えていくというサイクルです。

            日本一の人気クリニックが混雑を避けられないでいるという、この状況下では、せめて、冒頭の「予約された方を優先」「先に受け付けた方を優先(科目等により多少前後有)」の趣旨をご理解いただくと同時に、かつて標準待ち時間が2−3時間だった当院が、待ち時間を少なくするためにベストを尽くしている現状をご理解いただければと思います。
            現状、予約枠は、患者さんの希望時間通りではないかもしれませんが、かなりの確率で空いています。(その空いている枠にご都合が合わず、仕方なく予約なしで来院される患者様、申し訳ありません。「待ち時間が長くて診察を受けられなかった」などのクレームはご勘弁ください。)

            多くの患者さんの来院をいつでも心から歓迎しています。


            当院医療事務員による【医療機関の待ち時間が長い理由】

            0
              今回は皆様が一度は不満に思ったことがある【医療機関の待ち時間が長い理由】についての当院の場合のお話しで、受付事務員による記事です。

              (以下始まり)

              病院に受診した際に疑問に思うのが【待ち時間の長さ】・・・なぜ医療機関は待ち時間が長いのでしょうか?
              まず最初に、当院の標榜科は【胃腸科・肛門科・内科・アレルギー科・皮膚科】となっております。標榜科は沢山ありますが、基本的には院長一人で診察をしております。そのメリットとしては、「一回の診察で、いくつかの診療科を同時に受けることができる」というものがあります。しかし、デメリットとしては、「状況によって待ち時間が長くなってしまうこともある」というものです。最高水準の内視鏡検査と日帰り手術を求めて患者様が全国から多数いらっしゃる他、近隣のお住まいの方のかかりつけ医療も行っている現状が根本的な要素としてあります。

              時々受付で患者様がお聞きになること・・・「今、受付をすると待ち時間はどれくらいですか?」
              例えば、患者様が受付開始とともに受付をし、仮に20番目の順番であったとします。一人3分の診察時間だとすると、単純計算でありますが待ち時間は1時間ということになります。ところが、受診する患者様はそれぞれ診察の内容が異なり、定期的な診察で特に症状変わりない再診の方もいらっしゃる一方で、初診の肛門科で手術の相談をされたい方もいらっしゃいます。

              20番目の受付で、前に診察を待っていらっしゃる方達が【定期的な診察で特に症状変わりのない方】達ばかりだとします。そうであれば待ち時間は例え20番目の受付であっても30分くらいになるのかもしれません。ところが、前に並んでいる患者様が「初診で肛門科で手術の相談をされたい方」ばかりだとしましょう。そうすると診察時にお着替えをしていただいたり、診察中に【デジタル肛門鏡】という器具を使い、おしりの粘膜の状態や痔の状態などを確認することもあります。このデジタル肛門鏡のある診察室は一つしかなく、順番で案内するようになってしまいます。お着替えから含めて考えますと、とても一人10分以内の診察ではなくなります。 
              なので、受付の際に待ち時間についての質問をよく頂きますが、目安でお伝えするとどうしても誤差が生じる理由は、診察の内容が患者様によって異なるという背景があるからなんですね。

              また、別の要因「検査(レントゲンなど)の待ち時間」もあります
              例えば単純レントゲンについて言うと、検査室は一つしかなく、撮影の際にはお着替えも必要です。レントゲンは当院では医師しか撮影できないので診察や内視鏡の検査の合間でしか撮影ができません。そこで、できるだけ患者様をお待たせしないように、レントゲンの撮影の際には必ず院長は診察室の方から走ってきて、撮影をしているのです。


              「受付をしてからなかなか声がかからない」
              「自分より後に受付され人の方が先に診察室へ呼ばれてしまった」
              そのような不満に思ったことがある患者様は、もしかしたら診察の前に必要な検査での順番が回って来ず、後の受付の人が先に呼ばれてしまったのかもしれないですね。もしくは、後から来た患者様は予約を取ってあったのかもしれません。



              どういう背景や理由があるにせよ、お待たせをしてしまった場合は大変申し訳ございません。
              当院のバックヤード(診察室の裏)では常に職員が走って業務している状態です。なぜそんなに走るのか?
              それは、少しでも早く診察をご案内できるように、患者様の待ち時間が少なくなるように、歩いている時間がもったいない!!ということで、当院の職員は院長含め、今日も移動は全て走って業務を行っています!!
              少しでも患者様をお待たせすることのないように努めて参ります!!

              (以上、終了)

              「辻仲病院柏の葉」見学会

              0
                7月になり暑さが日ごとに変わってきましたね。
                先日、当院スタッフ数名が千葉県にある「辻仲病院柏の葉」を見学させて頂きました。
                今日はその見学会の感想を看護師が書きます。

                (以下、始まり)

                横浜から約2時間。初めて乗るつくばエクスプレスで病院見学へ行ってきました。院長がららぽーと横浜クリニックを開業するまで勤務していた‘東葛辻仲病院’ のグループ病院になります‘辻仲病院柏の葉’という施設です。横浜市在住の方にはあまり馴染みのない施設名かと思います。正直私も‘ららぽーと横浜クリ ニック’に勤めるまでは知りませんでした。千葉県では専門病院として非常に評判が良く多数の患者様が来院しているそうです。

                新しい街、柏の葉キャンパス駅近くに地域密着型の最新鋭病院。特に‘骨盤内臓器全体を診る病院’として2009年にオープンしたのが‘辻仲病院柏の葉’です。駅から徒歩圏にあり、ロータリーを挟んでららぽーと柏の葉がありました。周囲には高層マンションが建設中で、これから新しい街を作っていく、その中核となるのが ‘辻仲病院柏の葉’のようでした。そのため街全体に統一感があり‘辻仲病院柏の葉’も病院とは思えないような外観となっていました。建物内も、まるで ホテルのロビーのような受付、待合室となっており病気のことを忘れてしまうような雰囲気でした。

                消化器内科・大腸肛門科外来には専用ブースと専用スタッフが検査予約を取るシステムとなっていました。また、待合室には専用のモニターがあり検査の流れに関する説明を自由に見ることができるようになっていました。
                当院でも「予約するか検討中だが、どんな流れで検査がすすむのかを知りたい」と受付に訪ねてくる方が時々いますので、こんなモニターがあると便利ですね。また、待合室やロビーには随所に絵や写真が飾られており、患者様やお見舞いに来られた方の心の安らぎを与える空間となっているようでした。

                内視鏡検査室は5部屋もあり、手術室も4部屋ありました。介助にあたるスタッフの構成は新人〜ベテランまで多数いるようでしたが、新人がうまく介助できないときは、すかさずベテランスタッフが補助に入ることで、患者様の安全確保と新人教育の両方がなされていました。
                当院‘ららぽーと横浜クリニック’の運営方法とは少し異なります。当院では介助スタッフが新人のときに限らず、常にベテランスタッフが併勤することで、患者様の安全を確実に確保しています。

                ‘辻仲病院’と‘ららぽーと横浜クリニック’。
                施設の大きさや設備に関しては比較にはなりません。辻仲病院の良い部分を全てららぽーと横浜クリニックに導入できるかというと無理があります(ハード面の違い、行っている医療内容の違い)。

                それではなぜ、病院見学に行ったのでしょうか?
                患者様を迎えする気持ち、病気のことで落ち込んだ気持ちにさせない、不安な気分にさせないおもてなしの精神は施設の規模には関係ないからです。‘辻仲病院  柏の葉’は外来数や検査、手術件数に応じて、医師やナース、助手などのスタッフ数も多く配置されている訳ですが、スタッフのみなさんがテキパキと仕事をしている様子がうかがえました。そんなスタッフの姿を目にしたら患者さまはどう感じるでしょう?

                「さわやかな気分になる」「頼りになる」「安心感がある」「ここなら(検査や手術も)任せられる」etc・・・

                そのような部分は、私たち‘ららぽーと横浜クリニック’も共通して行える医療の姿でもあります。
                そんなスタッフを育成していくこと、また自分自身が成長していくことの大切さ。
                それをベースによい医療を患者様に提供できること。日常の業務では忙しさで忘れがちなことを再確認するための病院見学でもあったのでしょう。このような機会を作ってくれた院長に感謝です。


                確 かに当院には「楽チン鼻から胃カメラ」「無痛で優しい大腸内視鏡検査」「肛門科の日帰り手術」を求めてたくさんの患者様がいらっしゃいます。患者様は「悪い病気だったらどうしよ う?」「大腸癌だったらどうしよう?」「手術は痛くないか」と不安な思いで当日いらっしゃいます。患者様をむかえる病院側としましては、患者様の不安を少 しでも軽減できる環境を作っていければと思っております。

                (以上、終了)

                ららぽーと横浜クリニックの舞台裏その2:『黄色の腕章が目印!CAPとは?』

                0

                  今回は診療補助部門からの投稿です。

                  (以下、始まり)

                  今回はららぽーと横浜クリニックの知られざる舞台裏を少しだけご紹介したいと思います!
                  皆さんは当院にいらした際、黄色い腕章を付けたスタッフを見たことがありますか?(よく第一診察室に入ると院長の後ろで診察の補助をしています!)
                  初めて見た方は“何故一人だけ黄色い腕章を付けているのだろう?”と不思議に思ったかも知れません。このポジションのスタッフのことを当院では“キャプテン”と呼んでいます。

                  当院では胃腸科・肛門科・内科・アレルギー科・皮膚科の5つから成る一般外来診療を行っており、このことだけでも多くの患者カテゴリーがあります。さらに! この一般外来診療は、内視鏡検査や日帰り手術と並行して行われているため、非常に多くの種類の患者カテゴリーが発生している時間帯が少なからずあるのです。その時間帯には、内視鏡検査を予約して来院された方・一般外来を予約して来院された方・予約していない方・予約されていないものの優先的な診察が必要 な病状の方・・・など、様々な方が待合室に同居しているわけですから、必ずしも来院された順番通りに診察を進めていけば良いという訳ではありません。

                  “クリニックの状況に応じて診察と検査が円滑に行えるようにすること”・・・これが非常に重要なポイントとなります。そんな大切な役割を担うのが“キャプテン”という役職なのです。
                  具体的には、キャプテンは患者さんを診察室へお呼びするだけでなく、院長からスタッフへの伝達事項を行ったり、何を優先すべきか自分で考えて周りのスタッフへ伝えたりなどの役割を果たしています。いわば“パイプ”のような役割です。

                  いかがですか?
                  診察室に入る度に黄色い腕章を見て不思議に思われていた方にとっては“なるほど”と謎が解けたような感じになったのではないでしょうか?普段は決して見える ことのない当院の舞台裏をほんの一部ですが今回ご紹介させていただきました。来院された際は是非チェックしてみてくださいね。

                  (以上、終了)

                  「キャプテン」というポジションは当院に2011年春から導入されたポジジョンで、アメフトで言えばQB(クウォーターバック)のようなポジションです。アメフ トの試合でQBがプレイごとにボールを振り分けるように、当院のキャプテンは、受付された患者さんに関して発生した仕事を、多くの部門へ発注します。具体 的には受付事務・会計事務・診療補助・看護師に「レントゲン撮影の介助」「肛門診察の介助」「内視鏡検査前の手順説明」「肛門科の日帰り手術後の生活注意 の説明」など、多くの種類の仕事をフィードする、いわばクリニック業務の「中枢」なのです。キャプテンの指令によって、院長があちこちに走り回ることもごく普通にあるのです。
                  今では、キャプテンの仕事ぶりいかんによって、その日のオペレーションの成否が決まるといってよいでしょう。


                  ららぽーと横浜クリニックの舞台裏その1:待合室編

                  0

                    今回は当院の看護師長の投稿です、当院の待合室について話していただきます。

                    (以下、始まり)

                    患者さんが初めて来院されたときに、真っ先に目に入るのが待合室です。
                    一般的に病院の待合室としてイメージされるのは・・・・・?
                    無機質な白い壁、たくさんの人が座れるグレーの長椅子(ビニール製)、機能的だが飾り気のない内装・・・・・・・多くの人が想像するのはこんな感じでしょうか?

                    しかし、実際にららぽーと横浜クリニックに来院された患者さんが受けた印象は
                    1、天井が高い!
                    2、明るい!
                    3、ゆったりと座れる椅子がある!
                    4、受付カウンターが広い!    
                    5、コンシェルジュがいる!

                    etc

                    ・・・少し、一般的なクリニックとはイメージが異なるのではないでしょうか。
                    クリニック開業時、院長は考えたそうです。
                    「病院とかクリニックとは考えられないような空間を作ろう」
                    「従来の病院を超えたレベルのサービスの象徴のような待合室にしよう」
                    デザイナーと相談しながら作っていった結果、現在の「豪華で疲れすぎない、端正なホテルフロントのような(院長談)」待合室になったそうな。

                    なぜ、ここまで待合室の内装にこだわったのでしょうか?
                    そ れは、健康に不安を抱きながら来院する患者さんに対して、ますます不安を抱かせるようなクリニックではなく、いい意味でクリニックに来ていることを忘れる ような、そんなクリニックにしたいという意図があったそうです。そういったことが、クリニックの内装やスタッフの配置や医療業務の順序にまで生かされているのです。

                    開院から5年を経た今、開院当初より患者数が増え、「待合室が狭い」「受付システムが分かりにくい」というご意見も伺います。
                    「待合室が狭い」というご意見については、現在は予約診療枠の設定で対応しております。
                    当 院はららぽーとの一店舗としてはかなり広い区画を確保して開院したのですが、当初の予想を大幅に超える多くの患者さんが来院されることとなり、確かに手狭 になってきたのも事実です。そこで、診療予約をお取りすることによって、待ち時間の短縮化、待合室での待機患者数の調整を図り、待合室に患者があふれるよ うな事態になりにくくしています。
                    また、「受付システムが分かりにくい」ことについては、ほぼ毎日、待合室に「メディカルコンシェルジュ」を配置することにより、受付業務のスムーズ化、クリニック内の案内、診療案内をよりスムーズに進めていけるよう配慮しております。

                    どうでしょうか?院長の意図は汲み取っていただけましたでしょうか??
                    ご意見をいただいたその都度、皆様に納得していただけるような改善・対応をしてきました。
                    今後もいただいたご意見を真摯に受け止め、対応し改善に努めてまいります。

                    (以上、終了)


                    日本の保険医療制度の意義

                    0

                      今回は当院の医療事務員による記事です。

                      (以下、始まり)

                      皆さんは病院を受診する際に何を持って行きますか?
                      【保険証】を必ずもって行くと思います。

                      この【保険証】ですが、病院の受付の勤務をしていますと、たまに忘れてきてしまう患者様がいらっしゃいます。その場合、お会計は全額自費でご清算して頂くようになるのですが、「本日は保険証をお忘れなので、全額自費でご清算して頂きますが宜しいでしょうか?」と 伺うと、とても不安な様子で「いくらかかりますか?」と質問されてくる方がほとんどです。保険証をもって医療機関を受診するというのは当たり前のようなことですが、見えない安心があったのですね。

                      今回は、この保険証、つまり【保険医療制度の意義】についてお話ししていきたいと思います。
                      まず、皆様はなぜ保険証を持っているのか?・・・それは、我が国には世界に誇れる【国民皆保険制度】というものがあるからです。日本における医療保険制度 は国民皆保険制度と言われ、全ての人が保険に加入する事が義務づけられています。日本の公的医療保険の運営者は、政府、企業、市町村など複数ありますが、 どの保険に加入していても全国で同様の医療が受けられます。年齢や条件によっても異なりますが、一般的には、医療機関を受診した際には、総額の3割分を自分で支払い、残りの7割分については医療機関が患者さんが加入している保険者へ請求をしているのです。ですから比較的安価で医療を受けることができているのですね。

                      【保険医療制度の意義 曄々駝韻安価に医療を享受できる

                      *日本の医療費がいかに安価であるのか、盲腸で手術入院した際の医療費で比較してみましょう。
                      ≪盲腸での入院≫
                          日本;約37万円  (入院7日)
                      ニューヨーク;約240万円 (入院1日)
                          香港;約152万円 (入院1日)
                        ロンドン;約115万円 (入院5日)
                         グアム;約55万円  (入院5日)  

                      日本の医療費が海外と比較してあまりにも安価設定であることは知られていますが、比較してみるとあらためて日本の医療がいかに安価なのか分かりますね(国が設定した価格なのです)。そういえば海外旅行の時に病気になって高額な医療費を支払ったという話も聞いたことがあります。ついでに言うと、日本では救急車が無料なのは当然のことですが、海外では一回の出動で4〜5万円かかる地域もあります。 
                       

                      ・・・さて、皆様はこの国民皆保険制度により安価な医療を受けられること以外に、どんなメリットを思いつきますか?
                      保険証は日本全国どこの医療機関でも使える→皆様は同じ条件で、自分の受けたい医療を全国の医療機関から選ぶことができるのです。

                      【保険医療制度の意義◆杞駝韻質の良い医療機関を選別できる

                      仮に国民皆保険制度がなければ、例えば盲腸で入院する際に
                      A病院は、評判がよく医療費が150万円かかる
                      B病院は、評判は悪いが、医療費は30万円程度である
                      こんなふうに費用面での条件が異なることになるので、病院選びの基準が質か費用のどちらにに重点を置くのかで選ぶ病院が変わってしまいます。つまり、受けられる医療が貧富の差によって変わってしまうことになるわけです。また、病院選びも病院の評判や、病院ごとに異なる医療費との兼ね合いで大変になることで しょう。

                      我が国の【国民皆保険制度】では、保険証は日本全国どこの医療機関でも使えて皆様は費用の条件が同じ中、患者さんは良い医療を受けることだけに集中して評判のいい病院をぶことができるのです。
                      現在はインターネットが大分普及しているのだから、家から近いからといって評判の悪い医療機関を選んだりすることなく評判のいい病院を選び、質の高い医療を受けたいですよね。実際当院では、口コミや評判などを聞きつけてかなり遠方からの患者さんがいらっしゃいます。当院は神奈川県にありますが、北海道・東北・関西・四国などからでもわざわざ新幹線や飛行機を乗り継いで来院してくださるのです。それは、胃大腸内視鏡検査や肛門の日帰り手術を受けたい患者さん が良い医療を受けることだけに集中して病院を探した結果、当院を選んで受診して下さるからなのです。

                      (以上、終了)

                      ・・・いかがでしょうか。基本部分は網羅されていますね。
                      つけ加えるならば、保険医療制度は「まがいもの医療を排除できる」という重要な意義もあるのですが、これについてはまたの機会に。



                      calendar

                      S M T W T F S
                           12
                      3456789
                      10111213141516
                      17181920212223
                      24252627282930
                      31      
                      << December 2017 >>

                      selected entries

                      categories

                      archives

                      recent comment

                      • 検診のバリウム検査の異常所見の数々
                        大西
                      • 検診のバリウム検査の異常所見の数々
                        角田尅男
                      • 毎日が胃腸肛門外来、胃大腸内視鏡検査、痔の手術
                        ヤマウチ

                      recommend

                      links

                      profile

                      search this site.

                      others

                      mobile

                      qrcode

                      powered

                      無料ブログ作成サービス JUGEM