大腸内視鏡検査に用いられるファイバーの紹介

0

    実は、大腸検査に用いられる内視鏡ファイバーには多くの種類があるということをご存じですか!?

    一般的に、大腸内視鏡ファイ バーは全長約1m20〜50cmで、口径(太さ)は大体は1cm前後です。肛門から入り、直腸(肛門のすぐ奥の腸)から回盲弁(小腸と大腸のつなぎめの部 分)までの大腸全域、小腸の一部までを観察・診断することができます。腫瘍の一部から組織を採取する「生検」や、ポリープ切除などの処置をすることが可能 です。
    ・・・と、ここまではどんなファイバーでも概ね共通ですね。

    ところが、細かい部分になりますが、大腸内視鏡ファイバーの種類によって口径(太さ)、硬度、硬度可変機能の有無、特殊光観察能力の有無、拡大観察能力の有無・・・・様々な点で性能が微妙に異なるのです。

    今回は、その中で当院が使用している内視鏡のうち、代表的なものをご紹介したいと思います。
    (当院で使用する内視鏡ファイバーは2012年初現在、すべてオリンパス社製です)

    (以下、メーカーHPからの一部抜粋)
    OLYMPUS CF TYPE Q260AL/I;高解像度CCD採用。観察、挿入、操作性に優れた新スタンダードスコープ
    高解像度CCDを採用して高画質化を実現した、挿入性に優れた大腸スコープ。
    従来機種であるCF-240AL/Iと同等の外径ながらQタイプスコープの高画質を実現し、チャンネルも3.2mmを確保しているので、幅広い病変の観察・処置に対応できます。



    (抜粋終わり)


    この「OLYMPUS CF TYPE Q260AL/I」、通称「QCF」は大腸用の内視鏡ファイバーでは標準的なタイプです。最新の高解像CCD の採用により解像力が向上した高画質の内視鏡です。挿入に優れた細径タイプで、内視鏡の硬さを切り替えグリップで変えられます(=硬度可変機能)。ファイ バーを軟らかくしたり硬くしたりして(コシを変化させる)、緩急をつけることにより、スムーズに挿入可能です。オリンパスが2006年に発表した新型内視 鏡システム;EVIS LUCERA SPECTRUMにおいては、このファイバーが最も標準的と言ってよいでしょう。

    こんなマニアックなことなど、おそらく知らない方のほうが多いのではないのでしょうか(当たり前ですね。検査を受ける患者さんとしても知っておく必要は全くありません・・・)。


    コメント
    コメントする








       
    この記事のトラックバックURL
    トラックバック

    calendar

    S M T W T F S
         12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    << November 2019 >>

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    • 検診のバリウム検査の異常所見の数々
      大西
    • 検診のバリウム検査の異常所見の数々
      角田尅男
    • 毎日が胃腸肛門外来、胃大腸内視鏡検査、痔の手術
      ヤマウチ

    recommend

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM