医師が陥りやすいドツボ А屮好函璽蝓漆巴任牢岼磴い慮機

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     医師が通常の診療で、普通に気をつけていても陥ってしまいがちなドツボがあります。

    ドツボの原因の一つ目は、ついつい人間の体は論理的なモノだと考えてしまうこと。
    医師が症状経過だけからストーリーを考えて病気を決めつけてしまい、客観的な傍証を付け加えることを忘れてしまった場合に生じます。題して、「ストーリー診断は間違いの元」


    例えば、排便時の出血という症状の患者さんが来院した場合を考えてみましょう。
    医師は痔を疑って肛門鏡で肛門を観察し、そこに裂肛があり、診断は裂肛!と決めつけて軟膏を処方したとします。
    患者さんの出血は止まったものの、数か月後、その患者さんに大腸がんがあったことが判明・・・


    この場合、医師は「切れ痔→排便時出血」というストーリーを考えて診断確定してしまったことになります。
    大腸内視鏡検査で「大腸に出血源なし」という客観的な傍証を加えることを忘れてしまったせいで、大腸がんの見逃しを招く結果となったのです。
    患者さんとしても痔の軟膏で出血が止まったなら、(論理的に?)痔の出血だったのだと思い込みたい節もあるのかもしれませんが、大腸癌は出血・止血を繰り返すものなのです。


    胃腸科・肛門科の専門医師ならこんな初歩的なドツボには落ちません。
    必ず、「痔が原因とは思われますが、必ず大腸内視鏡検査を受けてください」と言うはずです。
    (参照)こんな人は即、検査

    とっても単純!?レントゲン撮影の方法

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      まず最初に、レントゲン撮影とは?
      レントゲンとは、目的の対象物にエックス線を照射して、透過したエックス線を写真乾板・写真フィルム・イメージプレートなどの検出機で可視化することで内部の様子を知る画像検査法のことをいいます。会社の検診でよく行われる胸部レントゲン検査などでおなじみですね。
      当院では主に内科受診や胃腸科受診の方などを対象に行われることが多いでしょうか。


      そんな訳で今回はレントゲン撮影の手順についてお話をしたいと思います(実際の診療では看護師や診療補助係が手順を誘導しますのでご心配なく)。

      レントゲン室に入ったら・・・
      まずは金属類やボタン類などを身に付けていないかを確認します
      身に付けたまま撮影してしまうと写真に余計な物が写り、診断の邪魔になってしまうからです(女性の場合は下着の取り外しまでは不要)。取り外しが済んだら指定の検査着を着用して撮影に臨みます(ピップエレキバンやカイロなども外して下さいね)。


      撮影姿勢については必要に応じて立位(立った状態)・臥位(仰向けで横になった状態)のいずれかの体勢になって撮影します。
      ○胸部撮影の場合:立位で顎を斜め上に上げ、首下から胸部分を中心に撮影します。
      ○腹部撮影の場合:立位と臥位で行われます。立位は脇下から腹部中心で、臥位はおへそ部分を中心に撮影します。
      撮り終わった後は私服に着替えていただいて待合室で診療を待っていただきます。


      レントゲンは医療機関で行われる検査のうち最もメジャーな検査なのですが、頻繁に受ける人は少ないと思います。その為、戸惑いながらレントゲン室に入ってこられる方も少なくありません。エックス線が漏れないように閉鎖された空間ですが、撮影自体はあっという間に終わるものなので安心して受けてくださいね


      大腸ポリープ;内視鏡的切除の色々

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        大腸ポリープの治療の基本は内視鏡的切除(ポリペクトミー)です。
        近年の内視鏡技術の進歩とともに、ポリープのほとんどは内視鏡で切除できるようになりました。
        (参照)大腸ポリープの内視鏡的切除


        「大腸ポリープって癌なの?」・・・これが、患者さんから一番多い質問です。
        大腸ポリープのほとんどは癌ではありません。
        癌かどうかは、ほとんどが検査中に肉眼で判断可能です。
        念のため、切除したポリープを組織検査(顕微鏡検査)に提出して結果(=良性か悪性か)を待つことになるのですが、組織診断(顕微鏡診断)が癌以外の場合は治療が終了します。



        実は、内視鏡で切除する方法にもいろいろあります。
        具体的には、内視鏡的ポリープ切除の方法には、

        .好優▲櫂螢撻トリー法
        ▲曠奪肇丱ぅプシー法
        F盪覿静粘膜切除法(EMR)

        などがあります。近年では上記に加えて、内視鏡的粘膜剥離法(ESD)という方法もあります。
        ポリープの型や大きさによって医師が切除方法を選択します(治療を受けるときにはお任せすることで十分です)。

        大腸ポリープのほとんどを占める「隆起型(有茎性・亜有茎性型ポリープ)」の場合は大きさが3个らいまでは△播除できます。より大型の場合は´が必要です。
        次にポリープが「平面型(陥凹形や平らなポリープ)」の場合はが行われます。
        隆起型ポリープと比較して癌である頻度が高いため、術前に正確な診断が必要です(稀には内視鏡的切除でなく開腹手術が必要だからです)。
        この平坦型のポリープは大腸内視鏡で発見するのが難しく、検査中にデコボコで怪しいと思われる部分に青い色素を散布しながら検査して発見されます。


        どんな切除法になるにせよ、楽に検査できて正確に治療できる専門家を受診することが大切です。
        (癌に変わる可能性のあるポリープを放置しておいて良いはずがありません。)
        ちなみに内視鏡でポリープを切除する時には痛みは全くありません。
        患者さんとしては、画面を見ていなければ、いつポリープを切除したのかわからないくらいです。
        (参照)痛くない大腸内視鏡検査

        胃下垂とは

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          ご家族やご友人と食事に出かけた際に「一体この人はどのくらい食べたの!?」というくらいお腹が出ている人を見かけた、もしくは自分自身がそういった状態になっている、ということはありませんか??
          おそらくこういった状態の方々の多くは胃腸の調子が悪いこともなく「気がつけば昔からそうだったなぁ」という方々が大半でしょう。もしかしたらそれは“胃下垂”かもしれません。これまで一度は“胃下垂”という言葉は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
          胃下垂になると胃全体が正常な位置より下になり、ヘソの辺りまで胃が落ち込みます。位置の基準としてはヤコビー線と呼ばれる骨盤の後上部の骨(腸骨)の右と左をつないだ線上にあります。また胃の曲がり角にあたる胃角部がヤコビー線よりも下がった状態を胃下垂と呼んでいます。

           

          確実な診断は病院においてのレントゲン検査やバリウム検査で胃の形を見て医師が診断します。


          ● 胃下垂になる原因・・・腹壁の緊張の度合いによって起こった変化や胃を支えてくれる筋力や脂肪のないやせ型の体質の方が胃下垂になるといわれています。また、昔太っていたが“ある原因で急に痩せてしまった“、“長期の急激な発育した“なども胃下垂になりやすい原因といわれていますが、どの説も決定的というほどの証拠はありません。一般的な傾向としては、胴体が細長いと内臓もそれに合うような(体におさまるような)形になります。そのため、胃も細長く垂れ下がった形になっているものなのです。
          (ここで「原因」と書きましたが、この話は骨格という特徴に関することです。決して胃下垂は病気ではありませんので、一日も早く病院へ!!ということはありませんよ。また、「胃下垂になると痩せられる!胃下垂になる方法をさがそう」というと、それは間違った考えです!「胃下垂だから痩せられる」のではなく「痩せているから胃下垂になる」のです。決して間違った考え方はしないようにしてくださいね。)


          一 般的に、胃下垂の方は食べ物の消化に時間がかかり食べ物の停滞時間が長くなることで消化不良になってしまうことが多いようです。消化不良になると栄養を十分に吸収されず肌荒れや便秘などさまざまは弊害が起こり消化できないものを必死で消化しようとする為、胃酸の分泌が多くなり胃酸過多の状態になります。これは、胃炎や胃潰瘍などを起こす危険がとても高い状態ですので、暴飲暴食や過労、ストレスなどが引き金となり、胃痛や食後のむかつき、胃もたれ、吐き気や ゲップ、胸焼け、便秘など症状を誘発します。つまり、胃下垂の方は特に適度な運動・バランスのとれた食事・精神的なリラックスができる機会を作るなど日常生活で気をつけることがカギとなります。胃はとてもデリケートな臓器といわれていますので毎日の生活の中でも労わってあげましょうね。



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